郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2014.05.08 松前線に沿って(知内~吉岡)②

松前線沿いの後半。知内から福島・吉岡へ。

松前線は知内・湯の里を過ぎると大三軒岳の峠越えがありました。この区間は今でも海沿いには道はなくて、山越えのこのルートだけが存在します。

 

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▲(北海道・1075局/全国・1132局) 湯ノ里郵便局

局番:94084 1939(昭和14)年1月6日開設

青函トンネルの北海道側の入口の近く。おそらく湯ノ里の由来になった知内温泉は北海道で一番古い温泉と言われていて、800年前から湧き続けてるそうです。そんな昔から日本人がここに住んでいて、温泉まで存在していたのは不思議です。すごくいい温泉らしいのですが、実はまだ立寄った事がありません。憧れの温泉の一つ。

 

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▲(北海道・1076局/全国・1133局) 千軒簡易郵便局

局番:94703 1950(昭和25)年10月15日開設

古そうな簡易局です。開局時と同じ建物かもしれません。局舎内には薪ストーブがあって、すごく長い煙突が上の方に伸びてます。ここは雪が降る真冬に訪れてみたい。

ここから福島町、渡島から檜山へ。

 

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▲(北海道・1077局/全国・1134局) 福島郵便局

局番:94009 1872(明治5)年1月12日開設

青函トンネルの掘削基地だった町ですが、今は工事が終わって静かな町。以前は津軽半島三厩との間にフェリーがありましたが、今は廃止されてます。

 

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▲(北海道・1078局/全国・1135局) 白符簡易郵便局

局番:94705 1950(昭和25)年1月12日開設

ここも古い簡易局。道南の海沿いは北海道にしては集落の密度が高いです。

 

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▲(北海道・1079局/全国・1136局) 吉岡郵便局

局番:94015 1872(明治5)年10月1日開設

ここも町の規模にしては驚くほど古い郵便局ですね。海峡線の吉岡海底駅の吉岡です。昨年再訪したら、局舎は同じ場所にきれいに建て替わってました。

 

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▲(北海道・1080局/全国・1137局) 松浦簡易郵便局

局番:94733 1966(昭和41)年7月1日開設

2007/10/1一時閉鎖~2013/2/12移転再開

6年近く閉鎖されてましたが、この訪問の一年前に再開しました。

 

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ついでに北海道最南端の白神岬へ。津軽半島がすぐそこに見えます。しかしこの海峡は昔から渡るのが難しい海でした。実際本州と北海道は一度も陸地で繋がったことはないらしいです。本州は沖縄や朝鮮とも陸続きだった時代があったのですが、津軽海峡は消失したことはないらしく、逆に樺太、シベリア方面とは繋がっていたようですし、氷の海を歩いて移動してくることも出来たみたいです。