今日は書くネタが思い浮かばないので、また思い出話など。
関東の2月の梅。北海道の頃はこの時期に雪がなくて花が咲いててひどく羨ましかった。なんで自分はこんなところに・・って思ったりしてました。
ところがある日、郊外の北郷のあたりを歩いているとなぜかスイセンが目に留まりました。白い花が雪解け水に溺れそうになりながら咲いてました。あんな雪に閉ざされた地面の中にずっといたんだな~と。
そんな風に感じるようになってからあちこちで咲く花たちに気付くようになりました。よく見るとすごく嬉しそうに風に揺れてます。春が来たね~って。気が付くと春にこの花たちに会うのが毎年楽しみになってました。
冬が寒い分、その間溜まりに溜まったエネルギが一気に解放される感じ。春は英語だとSpringっていうけど、この感じを言葉に込めた感。
日本語の「春」はもっとふんわりやってくる感じ。
ふきのとうはあっという間に大きくなってしまう。
どの花も雪が融けて土の温度が十分ないと生育できません。一瞬の季節を目指して一気に生命の頂点へ駆けあがって行きます。そんなこんなで、札幌では年を追うごとに春が来るのが楽しみになってました。