沖縄は占領が長かったためか、基地が多いせいかわかりませんが、
生活文化的に、かなりアメリカンな感じがした。
(アメリカにはまだ行ったことないんですが・・)
①ファーストネームで呼び合う(同一姓が多いせい?)
ファミリーネームで呼ぶのは失礼、と考えてるっぽい。
職場で名前で呼び合っているのをみて、
自分には上司・部下のような指揮命令系統ではない
兄弟で仕事してるみたいなきやすい雰囲気を
感じました。当人たちがどう感じているかはわかりませんが、
親密な関係になりやすそう。
実際うちの会社でも夫婦で働いている人も結構いるようでした・・。
②料理にかける時間が短い
(すぐできる料理が多い)
アメリカの家庭料理は冷凍食品をあたためる、缶詰をあけてあたためる、
といった簡素な料理が多いとのこと。
かんずめとか、買いだめできるものが多いように感じています。
沖縄料理もポーク卵(ポークランチョンミートを切ってやいたのに
玉子焼きを添えたもの)
沖縄そば(生の麺をお湯にくぐらして1分くらいあっためてから
いったん湯を切り汁に入れる。上に別に調理しておいた豚肉や
豆腐を入れる)
ソーミンチャンプル
タイなんかのビーフンのいたものの麺をソーメンに置き換えたようなもの。
慣れれば5分くらいでできるものが多く、原料もポークのかんずめとか
ソーメンとか、かっておけるものが多いようです。
(ラフテー/角煮・ソーキ・テビチとかの豚は煮込んでありますが)
台風がよくくるから保存性が高いものがこのまれるのか、
調理時間の短さはファーストフード的な感じがします。
③自動車社会
ご存知のように電車がありません。
ちょっとの距離でも自動車を駆使します。
なぜか自転車も普及してないようです(暑いから?)。
ちなみに軽自動車が半端でなく多いです。
④時間にルーズ?
ミーティングやる時間になってもだれも集まらなかったりよくします。
単に嫌われてたのかな?
だらだらとなんとなく集まるので、自分みたいにゆるい人間には
却って気を使わないですむのでいいなあ。
時間を過ぎたことを気にしているのは内地の人だけみたいでした。
時計の針どおりに動くほうが、世界的に少数派のように思います。
(これはアメリカンというより非日本人的ってことですね)
⑤よそものにオープン
沖縄の人は一般的に内地(もちろん他国人も)からの人を
温かく迎えてくれるようです。
アメリカ人も基本的に他者を社会に迎え入れる、
という感じがしてましたので、似てますね。
むか~し旅した頃(英語が実に難儀なんですが)、イギリス人は
英語通じないとすぐにコミュニケーションをあきらめてしまうのですが、
(私と話したければ英語覚えてからにしな!って感じ)
アメリカ人はわかるようにゆっくり、シンプルな単語を選んで
話してくれる(通じるまで実に根気強く、ですね)。
目の前に人がいると何とかしてコミュニケーションをとろうとする、
というところが日本人よりアメリカンな感じがします。
でも、内地でも占領が続いていたらどうなってたんですかね。