今回の目的は飯田線・湯谷温泉駅。空港(セントレア/中部国際空港)から3時間くらい。
開業時から残っていた駅舎が取壊しになるとか。一目見に行きたく。
空港には名鉄線が乗り入れており、市内へ30分ちょいで移動可能。
一番早いのがミュースカイ(全席指定)、次いで特急(一般車あり)なのだが、
懐かしいパノラマカーの系譜を次ぐこの7600系の準急がいたのでこちらに。
このタイプはもう廃車が始まっていて、そう長くは使われないらしい。
名古屋方はこの車両。
国鉄がJRになった頃、JRに対抗して作られた車両。
昔からこの車両が名鉄の中では一番好き。
これとあと5500系っていう美しい車両があって、それとこいつがお気に入り。
朝夕だけしか走ってないので、子どものころは乗りたくても乗れなかった。
学生の頃、なんとかやりくりして乗りに来て以来と思う。
終点に三菱重工はじめ、工場がたくさんあって通勤専用路線。
昔はこの線だけ戦前だか、明治・大正だかの古い車両がいつまでも使われていた。
それには残念ながら見ることも乗ることもできなかった。思い出。
タブレット(スタフ)閉塞だし、行き先表記も専用の板だし、
不思議な路線。
終点の東名古屋港に着くと、運転手さんたちがスタフを持って反対側へ。
何十年も変わらない風景なんでしょうね。
この車両、私は札幌に来てしまったのでいつ入ったかよく知らないのですが、
ステンレス製の割には制御方式とか部品とかは結構味があって、さすが名鉄。
工場のある景色って、なんか落ち着くんですよね。
一日の勤めを終えた人たちの安堵の表情とか。
不思議な架線柱。前は高圧線が通ってたんでしょうか。
列車は30キロに減速して通過。独特な音がする。
この後はこの辺ぶらぶら散歩。陸橋を上がっていくと突然貨物列車が現われた。