北海道2日目の続きです。富内線沿いを進みます。
△胆振豊田局・旧局舎。
1年前に突如廃止になってしまいました。理由は地震で建物にダメージがあり、そのまま使用するのは危険と判断されたとのことらしいです。
ここも富内線の駅前に残る郵便局でした。残念ですが、局舎はそのまま残っていて嬉しい限りです。
とてもよい雰囲気の木で初報の際はわずかに花を咲かせてました。
いい木ですね、と声をかけたところここの局長さんだった方がお母様がこちらに来られたときに植えた木が大きく育ったものとのことでした。この局は1937(昭和12)年開設。そのお母様はその前年なくなったとのことでした。
忘れられない郵便局の一つです。
▲(北海道・280局/全国・289局)富内郵便局
局番:90192 1928(昭和3)年7月26日開設
富内線の名前の由来の富内集落にある郵便局です。しばらくここが富内線の終点で、近くに鉱山があって積み出し駅だったそうです。
今は静かな集落で、往時を偲ぶ様に商店・旅館がわずかに残ってます。
富内線は廃止前に是非乗りたい路線の一つでしたが叶わずでした。
富内のメイン集落。
▲(北海道・406局/全国・439局)振内(ふれない)郵便局
局番:90232 1938(昭和13)年5月1日開設
富内線は鵡川沿いの谷を富内まで遡った後、一度西へ向かって峠越え。
その後は沙流川沿いの谷をさらに山中へ進んでいました。
ここも駅前に残る郵便局です。
▲(北海道・405局/全国・438局)貫気別(ぬきべつ)郵便局
局番:90245 1937(昭和12)年8月1日開設
平取町の奥地の貫気別。昔、日高線の富川から簡易軌道がここまで延びていたはず。
はじめて来た時は、ついに来れたと随分嬉しかった記憶。