郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2011.07.22③ 日高(平取・二風谷)

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・貫気別:幌尻岳すずらん群生地、額平(ヌカビラ)川上流の風景

・振内:トマトの外枠(平取トマト)、幌尻岳

 

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▲(北海道・405局/全国・438局) 貫気別(ぬきべつ)郵便局

局番:90245 1937(昭和12)年8月1日開局(2006年集配廃止)

貫気別は平取の奥の、木材集積地だったような集落です。かつては富川から森林鉄道が延びていた時期があったようです。

 

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△これは去年、2020年10月13日の訪問時。

すこしすっきりした印象。窓ガラスは地震対策で入れ替えたパターンでしょうか。

それか胆振東部地震で被災して修復したのかもしれません。

 

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▲(北海道・406局/全国・439局) 振内(ふれない)郵便局

局番:90232 1938(昭和13)年5月1日開局

富内線の振内駅の駅前。富内線は昭和60年に廃止になってますが、駅前に郵便局がよく残ってます。

 

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▲(北海道・407局/全国・440局) 荷負(におい)郵便局

局番:90189 1927(昭和2)年4月26日開局

二風谷の奥の、国道の旧道にある郵便局。静かな山間。

 

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▲(北海道・408局/全国・441局) 平取二風谷(びらとりにぶたに)簡易郵便局

局番:90797 1973(昭和48)年12月1日開局

二風谷はアイヌの民族運動で有名になった場所。苫小牧東部地区の工業団地開発で、工業用水の水源地としてダムを造ることになったのですが、その場所が元々アイヌの大事な場所だったということで反対運動が起こりました。

ここにアイヌの風物がたくさん残されたのは、明治のはじめにイギリスから布教活動にきたバチェラー牧師が、この土地のアイヌ人の風物を細かに記録に残したのが発端。

この件は、そのうち気が向いたらまた書くかも。