郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2022.05.09 函館で局めぐり②~下海岸

函館東部の局めぐり

2004年まで戸井町、恵山町だった函館東部エリアの局めぐりです。

この辺は「下海岸」と呼ばれてます。これは津軽海峡対馬海流が流れていて、日本海→太平洋へ潮が流れていて、その下流側ということかな?と思ってますが、北海道は北前船文化なので京都に近い方が上、遠い方が下ってことかも知れない。

 

▲汐首簡易郵便局(北海道・1347局/全国・1458局)

局番:94747 1984(昭和59)年7月2日開設

この局ができるまでは、旧・特定局の「汐首」局があったようです。1916年の開局でした。

 

日浦簡易郵便局(ひうら)(北海道・1349局/全国・1460局)

局番:94717 1964(昭和39)年3月30日開設

国道の旧道らしき、細い道路沿い。新潟から北上する日本海沿いの集落によく似てます。

 

大澗簡易郵便局(おおま)(北海道・1349局/全国・1460局)

局番:94738 1968(昭和43)年8月19日開設

対岸、青森側にもマグロで有名な「大間」があります。多分同じ語源なのでしょう。けしてわたりやすい海ではなかったものの、地名は両者に共通しているものが多いです。この先もぐるっと海沿い回ろうかと思いましたが、南茅部へは普通にはしっても1時間以上かかるらしいので今回はやめました。

 

鍛治簡易郵便局(たんしん)(北海道・1457局/全国・1598局)

局番:94707 1954(昭和29)年6月16日開設

戻って函館市内へ。

 

函館赤川郵便局(北海道・1376局/全国・1487局)

局番:94074 1936(昭和11)年11月6日開設

【改称】1979.9.25 赤川→函館赤川

【移転】2020.10.19

古い渋い局舎が建ってましたが、近くに引っ越してきました。道端のチューリップが気持ちよさそうです。東京あたりよりチューリップ、よく見かけます。

 

函館日吉四郵便局(北海道・1376局/全国・1487局)

局番:94120 1981(昭和56)年1月31日開設

【移転】2018.3.12

函館の山の手。市街の北側に、北海道新幹線開業前夜にできた住宅街の中にある局。最近移転して入ってます。しかし隣の福祉施設は空き家のままだったりします。新幹線開業で一瞬吹いた不動産投資は、一瞬で終焉。使われない建物だけが残ってたり・・。こういうツケが人口減の未来の人たちに引き継がれてしまうのは、なんか申し訳ないような気がします。新幹線が札幌まで伸びたら、函館はもっと寂しくなりそう。

 

▲軍川簡易郵便局(北海道・1372局/全国・1483局)

局番:94709 1961(昭和36)年2月1日開設

大沼地区、酪農業の盛んなエリアにある簡易局。隣がステーキ屋さんで以前はいい匂いがしてましたが、この日は静か。

なお私が前回ここを訪れた際に、函館は震度6強地震に見舞われましたがなぜが気が付いてませんでした。

▲大沼郵便局(北海道・1231局/全国・1305局)

局番:94043 1904(明治37)年3月25日開設

大沼と大沼公園の間にありました。明治期開設の古い局。

 

今回は簡易局が多いので、前にもらった風景印をアップしておきます。