郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

JR横須賀駅

横須賀線横須賀駅

JR横須賀線の主要駅ですが、今は鉄道としては京急が便利。この駅は時代に取り残されたみたいに残ってます。鉄道駅としては少し不便ですが、趣味的には好きな駅。

2021年4月訪問。そのうち引退するE217系と絡めて、早めに記録しておこうと思っての訪問でした。

 

横須賀折返しだった名残りで片方のホームは行き止まり。これのおかげでこの駅は構内に階段がなくて便利なつくりになってます。ホームにクルマを横付けできるようにしたのかもしれません。ヨーロッパ辺りの模倣かな。

△時刻表・1978年10月号

1980(昭和55)年に横須賀線総武快速線と直通運転を始めるまでは、日中の列車は東京~横須賀で運転され、横須賀~久里浜を短い編成の列車が接続。

その折返し用のホーム。1980年までは東京行きの列車が折返す煌びやかなホームが、今は夕方4本が使うのみ。

なお今は一時間に一本くらいが久里浜行、残り三本くらいが逗子~久里浜間で運転。逗子だと階段使っての乗換が多いので、この横須賀乗換えの方が便利だった気がします。

ゆったりしてていいな~と思いますが、この駅舎の完成は1940(昭和15)年。さらに久里浜まで伸びたのは1944(昭和19)年。世の中が戦争に巻き込まれて大変だった時期。軍港への足だったとはいえ、衣笠、久里浜と立派な駅が終戦前に次々と完成したことを思うと複雑な気持ちになります。こういうことを思い出させてくれる建物たちです。

そういえば北九州の小倉の門司港もこんな駅でした。今はここからフェリーで直結してますね。今度乗ってみようかな。