郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

【十勝110局】No.54 二宮簡易

豊頃・二宮

十勝の中南部豊頃町。そこに二宮という集落がある。

二宮尊徳(金次郎)の孫、尊親が入植し牧場経営をしていたことに端を発します。

 

【十勝】No.54 二宮簡易郵便局

局番:91741 1990(平成2)年7月2日開設

元は「石神郵便局」。1931(昭和6)年8月1日開設。それが簡易局化。

集落の中にポツンと簡易郵便局があります。普通局から受け継いだ局舎、もしかしたら1931年からの建物かもしれません。だとすると今年で築92年。

この度、2023年4月17日付で移転新築するそうです。

畑の中にポツンと郵便局と電話ボックス(2014年10月)。右は2020年。ボックスはまだ残ってました。

北海道でもこんなにポツンと郵便局があるのは珍しいと思います。今度の局はどこになるのでしょうか。番地は今のところとは少し違うっぽいです。

二宮開拓の尊親は栃木県今市(現・日光市)の生まれ、その後相馬藩に仕えてその後北海道開拓へ。そのため今市の報徳神社の分社がこちらにあります。また相馬藩の獅子舞神楽も伝わります。

そういえばここの景色は相馬の郊外によく似てる気がしますね。

△これは福島・相馬市の高平簡易局。平地の中にポツンと建物が立ってる感じがよく似てます。