郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

北海道のクロッカス

4月はじめの北海道。本州では桜の季節。

そんな頃、雪が消えて、少しするとクロッカスが咲き始めます。

フキノトウみたいに、日当たりのよい場所で花開いてることが多いです。

△2013年・5月 小樽、朝里駅の横

朝里駅は今は無人ですが、昔駅員さんが育ててたのが残ってるのかも。

↑朝里駅:小樽方面行上り線ホーム・この辺の崖にたくさん咲きます。

 

△2016年・帯広

帯広の住宅街の雑木林で咲いてました。

 

△2019年・北広島

そんなに目立つ花ではないのであまり写真残ってませんが、雪がなくなって1週間くらいで咲き始めることもあって、凄いなといつも思ってました。

白い花が多いですね。北海道の特徴なのかな。

北海道は植生がロシア・大陸と繋がってるので、西洋の植物はよく根付く気がします。

今日は簡単ですが、こんなところで。

2023.11.08 富良野・布部~山部

布部・山部

富良野市の南部、根室本線沿い。北の国からの世界。

布部郵便局(北海道/全国・99局)(上川・11局)

局番:97111 1935(昭和10)年4月6日開設

布部は北の国からの中では麓郷への最寄り駅として描かれてますが、実際は乗換の機能はなくて、根室線の小駅のある集落。郵便局には風景印はありません。

山部郵便局(北海道/全国・100局)(上川・12局)

局番:97058 1909(明治42)年3月26日開設

富良野南部のまとまった集落。かつては急行停車駅。道東道占冠からくると富良野の入口になる場所。郵便局も明治期の開設。

 

 

2023.11.08 南長沼・舞鶴~由仁・川端

11月。雪が降る前の根室本線を見る旅。札幌に泊まり、行き帰りの立ち寄りでした。

北国では冬ごもりの準備の季節です。何もしないですむ関東から来ると、いつも申し訳ない気持ちになります。

舞鶴簡易郵便局(北海道/全国・163局)(石狩・35局)

局番:90739 1969(昭和44)年3月30日開設

ここの簡易局は至って普通の家。警備システムの取付工事の人が来てました。訪問の直前の10/31に、埼玉・蕨郵便局で立てこもり事件があったばかり。あの手の事件は殆ど普通局で起きてますが、他人事ではないんだろうな・・。

地名は付近が丹頂鶴の生息地だったから付けられたそうです。京都の舞鶴とは無関係。今はツルは道央ではあまり見ません。渡り鳥はたまに休んでます。

川端郵便局(北海道・269局/全国・278局)(空知・36局)

局番:90120 1904(明治37)年12月16日開設

十勝への国道274号・日勝樹海ライン沿い。石勝線の川端駅の近く。典型的な農村部の特定局。このタイプの局舎が非常に好きで、見かける度にうっとり。

一番下のは2011年撮影。この頃はシンプルな外観でしたが、今は外装変わってます。耐震工事の一環かな。郵政書体は2023年11月現在、健在。

国道沿いなのにATMのある大手コンビニが近くにないので、そこそこ利用者はいます。

南長沼

馬追丘陵から見る恵庭岳・支笏湖の山並み。札幌近辺で一番好きな景色。

札幌の東側からだと、クルマがあれば30分ほどで来れる場所。かつては気分転換によく訪れてました。

真っすぐ伸びる道。昔は広すぎると思えたこうした景色も、今はとてもあずましい(心地よい)です。

△2010年、同じ場所から。この頃はあまりあずましくなかった。写真の色合いにもそれが出てる気がする。

18きっぷ・使わない旅~北海道・石北線の旅

3月5~7日の北海道旅

この時は18きっぷ買うかどうかで迷ってました。結局は買わず。

きっぷの日程(4/10までの使い切り)に振り回されないで旅程が組めるのはいいですね。この期間に5回分の旅程をねじ込ませるのは結構大変だったなと。今回はそれにしばられなかったので、休みの日が有効に使えたと思います。

旭川→北見

当初は特快きたみで移動するつもりでしたが、大雪3号の運転日だったのでそちらに乗車。えきねっと得だねで3240円。この区間、運賃だけで4510円するのですが、それより特急の方が1270円安いという謎。しかも指定席。北海道では昔からSきっぷフォーなどで見かけた現象ですが、ここまで安いのは珍しい。

ところで、道内完結のきっぷでもえきねっとで購入していると「2-タ」(JR東日本が発行した他社区間を含むきっぷ)と表記。

2019年の値上げまでは3990円。今は4510円。

翌日は北見→美幌→生田原→北見と移動。

このきっぷは旭川まで購入しましたが生田原で下車。前途は未使用。もったいないことをしました。

生田原→北見は窓口で精算、1130円。石北線の売上に貢献できたかな・・。

ところで18きっぷJR北海道は購入するといまだに窓口氏からかなり喜ばれます。東京だと迷惑がられるだけなのに、不思議ですよね。

2024.04.04 川崎・元住吉界隈

今日は久しぶりに局めぐりに。

桜が丁度満開。このあたりは実家があった近く。歓迎されてるみたいで嬉しい気持ちと、久しぶりすぎて申し訳ない気持ちが入り混じる。

 

川崎苅宿郵便局(神奈川・751局/全国・3129局)

局番:02419 1961(昭和36)年4月21日開設

中には桜の絵が飾られてました。田園調布、池上とあともう一つ。何故か隣の東京、大田区

川崎北加瀬郵便局(神奈川・752局/全国・3130局)

局番:02524 1970(昭和45)年1月16日開設

今回回ったのは、三菱ふそうの工場があったあたり。以前は24時間工場が動いていて夜勤の人が明けて朝から飲んでたり働く男たちの町って感じでしたが、今は工場もへってしまいました。

 

元住吉の桜並木。

昔住んでた街。あの頃は無限に大きく感じたこの町も、久々に訪れたら随分小さく見えたのでした。これが世界の全てだったんだよな。

18きっぷ・使わない旅~甲斐・信濃

3月14~15日の信州への旅。18きっぷ使わず、えきねっとSuicaの旅。

えきねっとはサービス開始直後からアカウントは登録してましたが、当時はメリットを感じられず、20年間休眠会員でした。最近は紙の切符はデメリットが大きすぎて渋々使ってみました。さてどんなもんか。

3月14日

相模原(八王子)→塩尻 運賃 3410円+特急2140円= 5550円

3月15日

塩尻→長野 1340円

長野→安茂里 150円

安茂里→長野 150円

長野→松本 高速バス 1600円

松本→甲府 運賃 1980円(小淵沢甲府・特急660円)=2640円

甲府→相模原(八王子) 運賃1694円+特急920円=2614円

 

行きは仕事終わってからの移動。時間が遅かったから、どっちにしたって特急移動でした。なので帰り道(2日目)の比較。

運賃は合計5314円。18きっぷより2910円高い。特急に乗って2時間くらい節約。特急料金は1580円。2時間を4500円で買った格好。

体力や時間のある人なら18きっぷかな。ただあずさ・かいじの場合、コンセントがあるから充電できるメリットもありますね。

しかし、18きっぷコスパはやっぱり目を見張るな。都度きっぷ買って乗るのは面白いですけど、とはいえ18きっぷ普通列車を乗り継いでの旅ってやっぱり楽しいものです。

北海道の桜

北海道の桜旅。今年は5月8~10日を予定(2月にチケット確保済)。

桜の開花予定は今のところ、札幌で4月23日、最後の稚内根室で5月8日。道央だと季節を過ぎてるかな。

すっかり北海道の桜に魂を奪われてしまい、本州のソメイヨシノはあまり目に留まらなくなってしまった。5月の青い空と桜色。本州人の季節感とは相容れないと思うけど、道東・音別川の桜並木の美しさが忘れられない。

manok.hatenablog.com

こういう草花との邂逅って一期一会。翌年同じものを見に行っても、同じようには感動しないんですよね。特に北海道で多い、エゾヤマザクラは野生種というのもあるでしょう。ソメイヨシノみたいに一斉に同じようには咲きません。盛りの時期も本当に短い。桜の木の数も、本州に比べると少ない。町中が桜色に染まる、なんてこともありません。でも、そんなところがむしろ自然で好きなのです。

道東・別海、奥行臼の桜。明治の頃、新潟の人が移住してきたときに植えた桜。初めて行った10年前は殆ど枯れかかってたのですが、久しぶりに行ったら復活してました。毎年、今年は咲いたかな?なんて思ってたんだけど、よかったよかった。