北海道に来て最初に回ったのが夕張支線、その後この富内線沿いだった。
南郷通をそのまま郊外に走っていくと国道274号~樹海ロードへと走っていけるので、
夕張・紅葉山を過ぎて進むと穂別~日高町と富内線の奥の方へたどり着ける。
▲(北海道・685局/全国・739局) 厚真郵便局
1901年(明治34年)2月1日開設。
厚真町中心市街。郵便マークが高く掲げられている。旭川の方にもこういう局があったような。
厚真には「あつまバス」という簡易軌道が起源のバス会社がある。
この辺は中央バスか道南バスのエリアでもおかしくないのだが、不思議な会社。
▲(北海道・231局/全国・236局) 軽舞(かるまい)郵便局
厚真町のもう一つの局。目の前にあつまバスのバス停があります。
電話ボックスがあって、古きよき郵便局。1933(昭和8)年開設。
風景印をとっても丁寧に押してくださいました。
局前には本州の古い街道みたいな松が一本立っていた。集落の歴史を知っているという風情。
この先、むかわへの道は地震の影響で大きく波打っていた。
▲(北海道・232局/全国・237局) 鵡川(むかわ)郵便局
むかわ町の中心。目の前に生協があり、町中に温泉もあってなかなか居心地がいい街。
たんぽぽの町で、鵡川沿いにたんぽぽの公園がある。
局番:90040 1892(明治25)年4月1日開設。
北海道は沿岸から開発が始まったので、沿岸の方が古い町が多い。
町の中のパン屋にて。
ここのパン、見た目はお洒落だったがちょっとしょっぱめ。「浜」だから?
あ、ソフトは普通でしたよ。
▲(北海道・571局/全国・626局) 旭岡郵便局
1927(昭和2)年2月16日開設。富内線旭岡駅の駅前通りに今もある。
北海道に来た9年前、富内線がここにあったよと教えてくれるように、
冬の夕暮れに明かりの灯ったこの郵便局があった。
富内線の廃止は1986(昭和61)年、当時で24年も経ってしまっていたが
この郵便局が代りに待っていてくれたような気がした。
富内線沿いで被害が多かったと聞いて、この辺の郵便局、大丈夫だったかなと思いました。
今はもう見た感じ復興関連はもう終了しているので、日常そのもの。
観光などはまったく問題なしです。