常磐線の最後の不通区間・富岡~浪江間が来年・2020年3月に復旧予定なのだが、
それにあわせて特急の運転も再開する、という報せが突然入ってきた。
もともとJRは新型特急車を導入する際に、いわき~仙台間は系統分離して
乗換えにする計画を、震災の直前に発表していた。
だから今回の復旧に際しても、特急が復活するにしてもいわき~仙台間で
設定されるとばかり思っていた。なので正直嬉しい。
当初はいわき~仙台はフレッシュひたち用のE653系を充てるつもりだったのではと。
しかし長期復旧の見込みが立たず、新潟地区に転用済み。
正直特急の復活はないか規模が縮小するか、って思ってました。
常磐道が開通して、高速バスも走るようになってしまったので。
2016年1月。めずらしく札幌→東京の帰省で在来線で。
この時はまだ仙台口は亘理の次、浜吉田までの運転。
この旅で泊った宿のおかみさんが、山下か坂元駅の近くの出身で、
もう一度常磐線で東京までの旅をしたい、って話をしてたんですよね。
ただの鉄道好きの感傷だったのですが、数十年かかるかもって正直思っており
思ったより早くそのときが来そうです。
2011年6月。いわきまで復旧したスーパーひたちに早速乗りに行きました。
スーパーひたち31号、いわき行。
この時は水戸まで。茨城空港から千歳へ戻りました。
本当は1月の帰省の際、帰りこれで仙台へと思ってたのですが、
気の迷いで新幹線で帰ったら、このようなことになってしまって・・。
でもこれでようやく胸のつかえが収まりそうです。
前の日にお参りした、伊達の相馬神社。
北海道・伊達市は伊達・亘理藩の移民による町。
ご利益だったかもしれません。本当にありがたいです。