郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2011.05.19 【再】道東・標茶~音別、さくら旅②

さらに釧路の周辺部を進んでいきます。鶴居から白糠~音別と進みます。

 

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音別町、二俣の集落。

 

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▲(北海道・314局/全国・323局) 幌呂(ほろろ)郵便局

局番:92039 1930(昭和5)年5月6日開設

ここの集落は鶴居村営軌道がが来ていた所。面白い地名です。ホロロ。

 

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幌呂局向かいの学校の敷地にある石碑。

 

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▲(北海道・315局/全国・324局) 仁々志別簡易郵便局

局番:92737 2006(平成18)年4月5日開設

以前は「仁々志別」局だったが廃止され簡易局が開設。

(仁々志別局:92057 1939年12月16日~2006年3月25日)

辺鄙なところと思ってましたが、意外と釧路の市街に近いところ。

 

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▲(北海道・316局/全国・325局) 庶路郵便局

局番:92021 1922(大正11)年5月1日開設

メインルートの国道38号線沿い。よく目の前を通過しますが、訪問したのはこの時1回だけでした。風景印なし。

 

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▲(北海道・317局/全国・326局) 西庶路郵便局

局番:92061 1944(昭和19)年7月1日開設

庶路の町の隣の住宅街の中。なんでこんなところに家があるんだろう?と思いましたが、明治鉱業庶路炭鉱があったためのようです。1964年閉山。庶路に炭鉱があったことは、先日釧路に行った時にはじめて知ったばかり。

北海道の情報は行って初めて知る事がいまだに多々あります。北海道に惹かれる理由の一つです。ここも風景印なし。

 

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▲(北海道・318局/全国・327局) 白糠橋北(きょうほく)簡易郵便局

局番:92716 1964(昭和39)年1月16日開設

白糠の町の帯広よりの住宅街の中。「橋北集会所」の中に併設。他の旧・白糠線沿いに点在する簡易局同様の雰囲気。局前の道が未舗装なのは北海道でも珍しいです。

橋北を「きょうほく」と読むのは珍しいですね。北海道特有の「鉄北」「鉄南」「鉄東」の仲間か。

 

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▲(北海道・319局/全国・328局) 二俣簡易郵便局

局番:92728 1993(平成5)年6月28日開設(2016年1月6日~一時閉鎖中)

二俣局の廃止を受けて開設された簡易局のようです。

二俣郵便局:92023 1922(大正11)年5月11日~1993(平成5)年6月25日

鉄道も通らない山の中ですが、大正期に郵便局が置かれるようなところだったのですね。とても興味深いです。もしや駅逓が前身?。

簡易局は一時閉鎖中ですが、受託者は現在も募集中のようです。

 

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△2016年5月20日に再訪。この時点では局舎は残ってましたが、今はもう残ってなさそうな・・。ここの地名は「音別原野」。道東でも原野がつく場所に郵便局があるのって結構珍しいように思います。

 

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▲(北海道・320局/全国・329局)音別郵便局

局番:92014 1908(明治41)年4月21日開設

ここも何気に古い局。鉄道駅の開業は1903(明治36)年3月1日。駅ができて人が入り込むようになってきたのでしょう。北海道開拓が本格化するのは明治30年代でした。

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▲(北海道・321局/全国・330局)厚内郵便局

局番:91041 1927(昭和2)年2月16日開設

釧路から十勝管内に入り浦幌町。風景印、かつては設置されてましたが廃止済。

厚内駅は浦幌~音別の開通と同時の1903年開設。音別に比べると郵便局できたのはかなり後になったようです。

 

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幌呂:湿原の木道、キタサンショウウオモウセンゴケ雌阿寒岳

音別:町の地図の輪郭、天体観測所、大フキ

 

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※期間限定だった簡易軌道・北海道遺産認定記念小型印