埼玉県白岡市。市制施行10周年ということで、市内全局に小型印が設置。
当初はあまり気乗りしなかったのですが、行ってみたら結構昔からよく通ってた場所と判明。懐かしさ半分、楽しく回ってきました。
市内に駅があるのは東北本線のみ。新幹線ができる前から何度も乗ってた東北線。
思えば東京起点の路線の中でも、一番なじみのある路線です。最も列車よりクルマで来ることの方が多かったですが。
①白岡駅
1908年5月、信号所として開設。1910年2月、駅に格上げ。蓮田、久喜は1885年の東北線開業時からあったようですが、この駅は少し後になった模様。
左が西口、右が東口。元は西口のみで、東口はかつてビール工場があったそうです。
ホームの基礎は、多分栃木産の大谷石。この近辺ではよく建築材として用いられてます。北関東を感じます。昔の客車時代の低いホームが電車になってかさ上げされた形跡が。昔は中距離電車区間ではよく見られましたが、こんな駅がまだあったのですね。
白岡市の玄関口ですが、快速・通勤快速は止まらず普通列車のみが停車します。
②新白岡駅
白岡の隣の新駅、新白岡。国鉄最後の頃の駅なので、地味な駅名です。
1987(昭和62)年2月26日開業。JR誕生の1ヶ月前なので、国鉄の置き土産といっていいでしょう。昔は何もないところでしたが、意外と新しい家が建っていて利用者は右肩上がりで増えてます。さいたま新都心あたりに勤めてる人が多いのかな。
このエリアの人口増の結果なのか、2010年の国勢調査で市制施工が決まったようです。最近は市町村合併の結果で市になるところが多いですが、純粋な人口増というのは珍しい気がします。
市のキャラクター。左がなしべえ、右がなしりん。