郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

北海道とロシアの事

国会議員のロシア訪問に寄せて、感じたことなど。

北海道にいると、良くも悪くもロシアは近い。現実的な繋がりがあって、ロシア産の魚介が入ってこないから食べ物が値上がりしてるし、漁業協定の話し合いもできない。

そもそも北海道は江戸時代後半からロシアとの干渉地域として日本に取り込んだものだし、一衣帯水の関係。今回は墓参再開が念頭にあったようだけど、漁業権交渉やサハリンプロジェクトとか、問題が山積している。国境地域はロシアとの交易(日本製品を買いに来る)もある。

最近の日本は中国からそっぽ向かれて魚買ってもらえないし、旅行客も減少。危機感の度合いがおそらく全然違うのだろう。自分がいた時の印象だけど、政府は北海道のことって他人事に見えることがあった。なんかあって意見してもよけいなことガタガタ抜かすな、って感じ。

墓参の枠組みはまだ残ってますよって言ってくれてましたね。こういう話がちゃんとできるんだなと、少し安堵しました。まあ現実は一議員の動きでどうなるものでもないと思いますけど、ロシアは日本と喧嘩したくないんだろうな、とちょっと思いました。