昨日はむつ・大湊まで来て、夜は風間浦の下風呂温泉に宿泊。
泉質は函館の谷地頭や湯の川と同じ、あっつい透明のお湯。
海を挟んでるけど、同じ泉源なんではないかと。
とてもよく暖まって、大好きなお湯。また行きたいなあ。
この陸橋は、鉄道として造られたけど開通しなかった。
戦時中「大間線」が大間へ向けて作られ、7~8割完成していたものの
途中で戦争が激化して中断し、そのまま日の目を見ず。
▲(青森・17局/全国・1508局) 風間浦(かざまうら)郵便局
局番:84037 1872(明治5)年11月2日開設
下風呂の、温泉街を少し進んだ先にある。
△大間線のアーチ橋。戦争末期の建造で築70年が経過。
函館側にも「戸井線」というのが同じ趣旨で作られたのだが、
そちらは老朽化でとりこわさないとまずいって話が出ている。
多分こっちも状況は同じだろう。
▲(青森・18局/全国・1509局) 易国間(いこくま)郵便局
局番:84073 1899(明治32)年9月1日開設
国道279号の旧道沿いにある。海を挟んで函館側もこういう感じの局がたくさんある。
▲(青森・19局/全国・1510局) 蛇浦簡易郵便局
局番:84713 1945(昭和20)年3月1日開設
漁協受託の簡易局。ここは見つけにくかった。
まだガラケーだったのでかなりぐるぐる探し回った。
北海道でも漁協直営局は見つけるのが難しいところが多い。
この小さな郵便局があったら、よほど目を凝らして探してみたほうがよいかと。
中に入らないと「郵便局」の表示がない場合もある。
基本、組合員向けの施設なんでしょう。
△大間に着くと、ちょうど函館からのフェリーが到着。
大間は青森市内から遠いので、病院とか買いまわりとかをこの船で済ませるらしく、
青森側が補助金を出して維持している状況。
津軽海峡フェリーって、やけに設備がいいんですよね。
いいから運賃安くしてって言いたいのですが、補助金の関係で
運賃安くできないらしいですね。大人の事情。
一日2便。大間発は朝7時と夕方14時。
函館発は朝9時半と夕方16時半。所要1時間半、徒歩乗船は2260~2600円。
張り詰めたロープの緊張感。
11時着の船からは、函館からの仕事の男たち(工事関係の人たち)が
ぞろぞろとクルマで降りてきました。
ここは北海道の離島みたいな場所。テレビもラジオも北海道のが入りますしね。
▲(青森・20局/全国・1511局) 大間郵便局
局番:1872(明治5)年7月1日開局
小船で上がって来れそうな運河沿い。古そうな立地。
郵便も船を使ってた名残りなのか、船で乗りつける人の便をはかったのか。
▲(青森・21局/全国・1512局) 大畑郵便局
局番:84016 1872(明治5)年7月1日開設
大間からむつ市の方へ戻って、大畑。
ここは国鉄大畑線が来ていたので、鉄道好きの人は知ってるかと。
△おーなんと駅が残ってるではないか。
バス停もまだ「大畑駅前」でした。
大畑線は地元のバス「下北交通」に承継されるも結局廃止に。
北海道で大活躍したキハ22型が最後まで残っていた。
今の仕事をはじめてすぐに来て乗ったのだった。20年前のことだ。
中もそのままでした。
ローカル線を国鉄から継承した路線は、駅名板とかはJRと違って
刷新せずそのまま使われる事が当時は多かった。いい雰囲気。
ディーゼルカーもそのまま動く状態で保存されている。
自転車置き場愛好会。
本州の自転車置き場は北海道より大きいですね。
人口密度の差でしょうかね。
▲(青森・22局/全国・1513局) 正津川郵便局
局番:84215 1943(昭和18)年6月6日開設
全部曇りガラスの、古そうな局舎。すばらしい。
風間浦
下風呂温泉、イカ釣り船、いさり火
易国間
遠くに北海道の島影、草島、ヤマメ
大間
大畑
正津川
恐山、宇曾利湖、三途の川、太鼓橋、優姿寺