郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2016.01.05 函館/渡島東部①

札幌→東京、帰省の旅2日目です。

1日目の夜は函館線で室蘭から函館まで移動し、駅前のホテルで1泊。

翌朝はレンタカーで函館東部・恵山岬のあたりからスタート。

 

P1050245s

国道から別れて恵山岬への道々。黄色い交通安全の旗が北海道っぽい。

この旗、おそらく雪国の文化かなと思います。関東ではあまり見なかった。

冬になるとしまって、春先に新しいのを立て直すのが多いと思います。

 

P1050234s

▲(道内・1359局/全国・1466局) 渡島御崎簡易郵便局

局番:94725 1965(昭和40)年6月16日開設

※2019年3月30日~一時閉鎖

ここ、当時はGoogle mapで郵便局で検索しても出てこなかったので

前回の旅の時、スルーしちゃいました。

恵山への道々の行止まり、御崎バス停の前。ここから函館市内へのバスが出てます。

 

P1050251s

▲(北海道・1360局/全国・1467局) 南茅部(みなみかやべ)郵便局

局番:94072 開設:1875(明治8)年1月 ※川汲(かっくみ)より1986年8月改称

恵山から少し北上し、ここから未訪地帯。

この辺、今は函館市だが、2004年までは南茅部町

P1050257s

▲(北海道・1361局/全国・1468局) 安浦簡易郵便局

局番:94711 1963(昭和38)年3月1日開設

前の道は国道278号。北海道の道はふつうまっすぐで2車線の道が続くが、

この辺は江戸時代蝦夷地ではなかったためか、本州的な景観が続いている。

 

P1050261s

△お正月中で、まだ松飾りがある頃。

このころが一番のんびりしていてこういうことやりやすい。

 

P1050268s

▲(北海道・1362局/全国・1469局) 臼尻郵便局

局番:94011 1875(明治8)年1月開設

ここも古い郵便局。おばあちゃんちに遊びに来ている風の女の子が

道を一人で歩いてました。まだ学校はお休み中。

 

P1050283s

大船(おおふね)遺跡。

北海道で唯一の国宝、「中空土偶」がある。

函館で大きな地震があったとき、まずこれの安否確認がラジオから聞こえてきた。

こんなに広いのに、国宝はたった1つ。

この事実が一番、北海道は何かってことを語ってると思います。

用は日本という国を対外的にその正統性・権威を誇示するにあたっては、

あまり意味合いを有してないんですよね。

 

P1050303s

▲(北海道・1363局/全国・1470局) 大船(おおふね)郵便局

局番:94077 1937(昭和12)年4月21日開設

ここも貧弱国道・278号沿い。

近くに鄙び系の名湯・大船温泉下の湯/上の湯があるが未湯です。

 

ここは真正面に海を挟んで羊蹄山、真後ろに駒ケ岳が聳えて、

温泉もあり、縄文の頃から人が住むところってこういうところなんだな。

昔の人は住みやすい場所をよくわかっていたなあと感心します。

つづく。

 

Minamikayabe

南茅部

真昆布と真昆布漁の風景、駒ケ岳