すでに札幌から相模原に来て3日経ちますが、まだ実感は湧いてません。
引越しして部屋に入っただけですから、旅行中と感覚的には変わりません。
これで仕事が始まったら実感されるんでしょうか。
札幌へはもともと根を下ろすつもりはあまりなく、ずっと長旅から帰らないでいる、
そんな感じで生活してました。
なので元のさやに戻った、そんな感じでしょうか。
ただ10年、時間が進んでしまっているので浦島太郎になった感じですね。
9年半住み続けた部屋は、私の人生ではそれ以上なのは生家に20年住んだのが唯一で、
随分長く住んだものです。当時はクルマがあったので駐車場付きで
込みで5万以下で探したら、選択肢はここくらいでした。
部屋にサイドボードやベッド、冷蔵庫、洗濯機がおいてあり
(これは部屋ごと貸す目的ではなく、見学用においてあったそうです)
引越しシーズン終わり時期だったのでそのまま使っていいですよと。
駅近で日当たりも悪くはないのですが、1階だったのでバルコニーなし、
冬寒い、北風がモロに建物にぶつかるので雪が異常に吹きだまる、
水回りが腐食していて水が止まらない、夏は結露からカビがいたるところに生える、
風呂が異常に狭い、洗面台がない、靴の置き場が非常に少ない、
契約電力が今時「15A」。もう神田川の世界でした。
ドライヤー使うときは他の電気全部止めてからでした。
(東京ではこの契約ランクは新規受付してませんが、北海道はまだあるみたいです。
クーラーがないので、なんとかなるんでしょうかね)
ただファンヒーターがめちゃくちゃ強力だったので、灯油代はかかりましたが
その点はありがたかったです。
未だに外の電柱は木製のままですした。街頭も裸電球が灯ってましたが、
これは電球型のままLEDに取り替えられました。
ただネット環境は抜群によくフレッツ、auひかり、JCOMで、光はどちらも光配線方式。
しかも定期的に「お宅の設備はモバイルに変わりました」と強制的に切り替える営業が定期的にくるので
実質使ってるのは私だけみたいな感じ。
個人的には結露のせいで、ずっと大事にしていた本がかなり傷んでしまいました。
今回の不動産屋に聞いたら、家賃安いところは水周りが一番の違いになるところなのだとか。
逆に水周りとキッチンがしっかりしているは同じ条件だと高かったり、敷金高めだったりとかなるんだそう。
ちょうど40で入居。男の厄年42の前・本・後は厳しい事が多かった。
東日本の震災、懇意だった親戚とも疎遠になってしまったこと。
いいことがあっても、なぜかすぐに火種は消えてしまう、そんな日々。
収入の減も小さくなかった。仕事はお金のためにするものではない、
仕事の報酬は仕事そのものだと思っているが、でも現実はやっぱりってのはありますね。
実際何かあると地元に向かわざるをえなかったり、ものを送るのも全部プラス。
実際、この年末は帰省をどうしよう、と悩まないで済む。
帰省しないでも、年末回りがみんな家族の下に帰ってしまうとなんとも切なかった。
その分、きっと他人への想像力・共感力はきっと高まったに違いないけれども。
翻って、地方から身体一つで東京へ出てきてやってる人は大勢いる。
同じ思いをしているってわけですよね。収入だけは東京のが大きいからあれだけど
みんなすごいよなあ。
引越しネタが続きましたので、一旦ここで終了とします。