郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2016.02.22 芦別へ

この日は芦別へ行った。

芦別駅が無人化(簡易委託化)されると聞いての訪問。

 

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▲(北海道・548局/全国・581局) 頼城(らいじょう)郵便局

局番:97177 1948(昭和23)年12月26日開設

元炭鉱町で、今でも炭住が残っている。

 

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鉱夫の像も雪に埋もれてしまっていた。

 

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▲(北海道・547局/全国・580局) 西芦別郵便局

局番:97154 1942(昭和17)年3月26日開設

旧・西芦別駅前通りにある。最近綺麗な建物にたてかわったが場所は同じ。

 

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駅の建物もまだ何かの工場として使われている。

芦別の炭鉱は1987(平成元)年まで採掘しており、北海道というか

全国でも最後の方まで残った炭鉱だった。

そのせいか炭鉱町としてはまだ町としてしっかり残っている感じがする。

ただ行くたびに人が減っていくのが見て取れるのがちょっとつらいです。

 

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▲(北海道・858局/全国・911局) 芦別郵便局

局番:97023 1899(明治23)年9月1日開設

 

以下は無人化(簡易委託化)される前の芦別駅とその周辺。

2016年3月25日、北海道新幹線開業の直前のことであった。

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最後に入場券や18きっぷを購入したりしました。

このときのダイヤ改正では、根室本線をはじめ普通列車の大幅減便もありました。

 

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列車別改札も行われてました。

今でもこの案内板は確か残ってますが列車ごとに札を付け替えることはしなくなり、各々時間になったらホームへお回りください、とだけ書かれていたと思います。

昔は列車別改札、地方へいくとどこでもそうでしたけど少なくなりました。

 

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駅前の観光協会の塔。北の京、芦別のシンボルでした。

現在はこれのモチーフになっている施設が宗教法人の手に渡ったとかで観光での訪問を受け入れなくなったためこの塔もそぐわないとして撤去されてしまいました。

あやしい雰囲気も含めて好きだったので残念です。

昔は「快速・北の京芦別」号などという臨時列車も走らせて頑張ってたんですけどね。

 

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JR北海道」きっぷうりば。このシールの下にはなんて書いてあるのだろう。

 

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ここで18きっぷマルス発券。

きっぷのパンフレットを奥から出してきてくれました。

窓口廃止予定でもパンフ類は届けられているみたいでした。

ちょっと前まで札幌までのSきっぷもあったのでみどりの窓口も需要あったんでしょう。

 

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駅前に「いろは」という肉屋さんがあり、豚サガリとホルモンが有名。

ここのは豚ホルモンですが、焼かないで鍋の具にしてもおいしいですよとのこと。

帰ってやってみたら確かに冬場は身体が良く暖まってよかったです。

ただホルモン独特の臭みが部屋中に広がってしまうので、予め煮ておいて小分けで食べるのがいいかもです。

調べたら空知には秋田から炭鉱夫として来た人が多く、大館地方で食べられていた馬のホルモン「なんこ」が持ち込まれてそれがホルモン鍋になっているようでした。

※博多のもつ鍋と似てそうですが全然関連はなさそうです。

 

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芦別の風景印も、図案が観光施設ではなくなったという理由からか廃止になってます。