郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2016.06.24 篠路・あいの里(風景印)

6月後半、北海道は最高の季節。

この日は札幌北区のさらに北の方、篠路の方へ。

北区のこの辺は一度来たが風景印を貰ってないので、あるところだけを再訪。

この頃は収集状況をきちんと把握してなかった(帰宅後飲んで寝る生活だった)ので勘違いも多かった。再集計して未収集がはっきりしたのは最近。

しかも収集後の管理も甘いので、ブログにするとき探し回ったりしている。

 

f:id:manok-rosen:20200120202420j:plain

▲(北海道・789局/全国・842局) 篠路(しのろ)郵便局

局番:90036 1880(明治13)年7月12日開設

開設年次が古い。この辺は旧石狩街道(ななめ通り)沿いの町が古い。だからここも「札幌篠路」ではなく「篠路」なんだろう(篠路村の中心だった)。

札幌は小田原の大友亀次郎が筆頭で開拓が進むのだが、当初石狩川・篠路川などの自然堤防の上に町が作られていった。大友は江戸幕府の後ろ盾での開拓だったので、北海道的なまっすぐな町でなく地形に沿ってぐねぐね曲った町並みになっている。

私には多少小田原の血が混じっているので、大友の功績は増してうれしい。まあ結局明治政府にその手柄は奪われてしまって、札幌の小学生の副読本に触れられる程度にしかなってないのだが。

 

f:id:manok-rosen:20200120205941j:plain

▲(北海道・793局/全国・846局) 札幌あいの里郵便局

局番:90511 1989(平成元)年12月4日開設

住都公団によるニュータウンで、学園都市線あいの里教育大の駅前。

局舎もポストもピンクに統一。

ここだけではないが郊外の官主導のニュータウンは、団塊団塊ジュニアの実家組の人が目に付く。若い人は都心の方が暮らしやすいので出て行ってしまうのだ。

学園都市線石狩川の鉄橋と一部単線のせいで冬はよく止まる)

ちなみに「あいの里」だが、この辺は福岡黒田藩の末裔が移住、「福移」という土地があるのだが、その辺で染物用の藍を栽培していたことによるもの。

 この日の成果は以上。このあとどうしたのかは記録が残ってないので不明。北二十四条あたりにでて、やきとり買って家飲みしたんだったかな。

 

f:id:manok-rosen:20200120214637j:plainf:id:manok-rosen:20200120214633j:plain