郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2019.09.06 利尻・礼文①

2年前の9月、利尻礼文、略して利礼の旅。丁度北海道胆振東部地震の1年後で、何となくそれを記念しての旅。

 

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△利尻には郵便局が6局。うち3局に風景印があります。

 

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利尻山利尻富士)。標高1721m。最北の日本百名山

島から見る利尻は、サロベツや抜海あたりから見えるのと随分違います。利尻の人にはこっちが利尻富士なのでしょう。

 

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△今回お世話になった旅館雪国。利尻はそんなに雪国でないです。日本海側なのでそれなりに降りますが、ドカ雪というほどでもないでしょう。

 

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▲(北海道・1502局/全国・1785局) 鬼脇(おにわき)郵便局

局番:99004 1890(明治23)年5月1日開設

利尻には利尻町利尻富士町がありますが、鴛泊と鬼脇は利尻富士町

鬼脇は明治4年、新潟から移住してきた綱島亭助によって開かれたそうです。昔は稚内からの船も直接寄港してました。1956年、鴛泊(東利尻町)と合併しました。

 

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▲(北海道・1503局/全国・1786局) 仙法志(せんぽうし)郵便局

局番:99018 1899(明治32)年9月1日開設

利尻の南端の集落。こちらは利尻町。釧路の厚岸の方にも同じ読みの「仙鳳趾」があります。「魚がいる場所」とかの意味らしいです。ここも昔は利礼航路の寄港地でした。

 

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▲(北海道・1504局/全国・1787局) 利尻くつがた郵便局

局番:99008 1894(明治27)年1月1日開設

※2015年4月20日「沓形」→「利尻くつがた」に改称。

沓形は利尻町の中心。難読地名だったため最近になって局名変更。主に観光のためなのでしょうが、120年続いた局名をあっさり変更したのはとても残念。

利尻のメインの港は鴛泊ですが、ここにも港があります。

 

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▲(北海道・1505局/全国・1788局) 新湊郵便局

局番:99055 1917(大正6)年1月1日開設

利尻の局では一番新しい。というかこの辺の郵便局、恐ろしく古い。本州でも明治の開局の局がゴロゴロ並んでる場所はあまりないです。北海道の場合、通信手段として郵便が他の地域より重要だったためと思ってます。

 

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▲(北海道・1506局/全国・1789局) 本泊郵便局

局番:99025 1902(明治35)年12月1日開設

ここからまた利尻富士町利尻空港の最寄郵便局。

空港へ行ってみたかったのですが、何もないですよといわれ断念。でもいつか飛行機で来てみたいですね。

 

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▲(北海道・1507局/全国・1790局) 利尻おしどまり郵便局

局番:99006 1880(明治13)年9月1日開設

利尻富士町の中心の鴛泊。ここも2015年4月20日、「鴛泊」より「利尻おしどまり」に改称されてます。島で一番古い郵便局。こちらは135年目での改称でした。

読み方難しいし、礼文の香深と利尻の沓形などは字面もにてますし、かつ観光客の来るところでしたから、やむなかったのでしょうね。

 

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△旧・鰊泊郵便局 1939年1月6日~1997年3月29日

目の前に小さなポストがあって郵便局だったことを教えてくれてましたが、最近撤去されてしまったそうです。

 

この後は礼文に渡りました。