川戸で一泊して翌朝。
三次行きの始発は江津を6:00、川戸を6:29に発車。
これを逃すと15:47、17:08の2本でしか三次まで乗りとおせない。
この宿はこれ目的で泊る人が結構多いみたいでした。
自分はJR全線乗り終わってるので、部分的に乗れれば十分。
三江線、このキハ120の写真ばかりだが、昔2回ほど乗ったときはキハ40時代。
当時は非冷房で、あの車両なんか風通し悪くて同じ気動車の中でも格段に暑かった。
キハ120は天国ですね。
こんな時間なのに、そんなダイヤなので三次まで乗りとおすと思われる人が10人以上。
さすが夏休み。でもみんな18きっぷが大半だろうから、直接の収入にはならないんだろう。
列車の余りの遅さと、もうちょっと島根の田舎を満喫したい気持ちがあって
結局4つ目の因原で下車。逆の江津行きで一旦戻ることにした。
折り返しの江津行。この列車は三次から乗りとおせないので、旅の人は皆無。
「天然コケッコー」という少女マンガがあったんですが、これが島根舞台の話で、
その世界に入り込んだような感じでした。このキハ120型も漫画に出てきてた。
昔旅していて、たまたま作者の「くらもちふさこ」とこの土地が縁があるとかで
展示会みたいなのやってて、そこで知りました。
(実写映画にもなりましたが、それより5年位前だったかと)
島根の田舎の原風景、地方の高校生の日常とかの描写がよかったなあ。
きれいな川。こんなに透き通った水の川って、中国山地や四国くらいしか
もうないような気がします。自分が子どものころはあたりまえだったのに。
列車は10人足らずのお客さんを乗せて走り、また江津まで戻ってきました。
ここからはまたレンタカーの旅。
昨日に続けてなのでレンタカーのスタンドの人も「あれ?」って感じでしたが、
嬉しそうに迎えてくれました。
島根~広島あたりの言葉って、人懐っこい感じがしていいですね。
かしこまってなくて、フランクな感じがします。
さらにつづく。